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論文

Reaction rate distribution measurement and analysis for 0.895 and 1.21GeV proton bombardment on thick tungsten target

高田 弘; 明午 伸一郎; 佐々 敏信; 深堀 智生; 坂本 幸夫; 義澤 宣明*; 降旗 しおり*; V.I.Belyakov-Bodin*; G.I.Krupny*

Proc. of 3rd Workshop on Simulating Accelerator Radiation Environments (SARE3), p.255 - 263, 1997/00

核破砕ターゲットにおる中性子輸送特性データを取得するために、0.895及び1.21GeV陽子を直径20cm,長さ60cmのタングスタンターゲットに入射射せる核破砕積分実験を行った。実験では種々の放射化検出器を用いて、Al(n,d)$$^{24}$$Na,Bi(n,xn)反応などについて円筒表面上の反応率分布を測定した。解析では、NMTC/JAERI-MNCP4A,HERMES及びLAHETの3種類のコードによる計算を行い、JENDLドシメトリファイル及びALICE-Fコードによる核種生成断面積を用いて反応率を求めた。計算結果と実験結果との比較を行った結果、入射明から30cmまで位置の反応率について、3種類のコードのうち、LAHETコードによる結果が実験結果と最も良く一致することがわかった。これは前平衡衝過程が考慮されているためである。この場合、C/E値は0.8~1.2の範囲にあった。55cmの位置では、全てのコードでC/E値は他の位置よりも極端に大きくなった。

論文

核内カスケードモデルを用いた陽子入射実験解析

高田 弘

原子核研究, 41(3), p.39 - 47, 1996/06

68MeV陽子を厚いC、Au及びCuターゲットに入射した場合の中性子スペクトルについて、NMTC/JAERIとMCNP-4Aから成る高エネルギー核子・中間子輸送計算コードシステムを用いて、前平衡過程を導入した場合(3STEPオプション)と反射・屈折及び媒質効果を考慮した核子・核子散乱断面積による原子核の平均場の効果を導入した場合(ISOBARオプション)の2通りの解析計算を行った。3STEPオプション計算は45°より後方では全エネルギー範囲について実験と良く一致したが、0°~30°方向では20MeV以上の中性子放出を実験よりも極端に大きく評価した。一方、ISOBARオプション計算は、3STEPオプション計算に生じた前方角度の不一致を良く改善し、後方角度でも実験とかなり良く一致した。この結果、原子核の平均場の効果を考慮することにより、NMTC/JAERI-MCNP-4Aコードシステムの計算精度の向上が確認できた。

論文

Nucleon-induced preequilibrium reactions in terms of the quantum molecular dynamics

千葉 敏; Chadwick, M. B.*; 仁井田 浩二*; 丸山 敏毅; 丸山 智幸*; 岩本 昭

Physical Review C, 53(4), p.1824 - 1832, 1996/04

 被引用回数:39 パーセンタイル:85.82(Physics, Nuclear)

QMD理論を用いて、90~200MeV領域における$$^{27}$$Al、$$^{58}$$Niと$$^{90}$$Zrの核子入射・核子放出反応における前平衡過程の角度分布の解析を行った。QMDはパラメータ調整なしに測定された(p,xp')及び(p,xn)反応の微分断面積を再現できることが分かった。次いで、前平衡過程のより詳しい研究を行った。さらに、多重前平衡過程の検討を1GeVまで行った。

論文

Quantum molecular dynamics and multistep-direct analyses of multiple preequilibrium emission

Chadwick, M. B.*; 千葉 敏; 仁井田 浩二*; 丸山 敏毅; 岩本 昭

Physical Review C, 52(5), p.2800 - 2803, 1995/11

 被引用回数:19 パーセンタイル:68.53(Physics, Nuclear)

中間エネルギー核子入射核反応における前平衡過程からの多重粒子放出反応の研究を、量子論的分子動力学(QMD)と多段階直接反応模型(Feshback-kerman-koonin)理論によって行った。2粒子放出までは両理論による予測値は一致しているが、QMDはさらに3, 4, ...粒子放出まで含めて計算が可能であり、これによって入射粒子のエネルギーとしての多重前平衡過程の重要性を定量的に推定することが可能となった。その結果、50MeV以上では2粒子、180MeV以上では3粒子、約400MeV以上では4粒子放出を前平衡過程に含める必要があることが分かった。

論文

Development of high energy transport code HETC-3STEP applicable to the nuclear reaction with incident energies above 20MeV

義澤 宣明*; 石橋 健二*; 高田 弘

Journal of Nuclear Science and Technology, 32(7), p.601 - 607, 1995/07

 被引用回数:27 パーセンタイル:90.46(Nuclear Science & Technology)

核内カスケード・蒸発モデルに基づく核破砕反応計算コード(HETC)に励起子模型を用いた前平衡計算を導入し、HETC-3STEPとした。(p,xn)反応二重微分断面積について、運動源モデルによってカスケード、前平衡及び蒸発の3成分に分離された種々の実験データを各成分毎に良く再現できるように励起子の遷移確率と前平衡過程打ち切り条件のパラメータを決定した。このパラメータを用いたHETC-3STEPによる計算を行い、Al以上の原子核について種々の入射エネルギーに対する放出中性子二重微分断面積データと比較を行った。この結果、前平衡計算の導入によって入射エネルギー20~100MeVの範囲で、これまで過小評価していた後方への中性子放出を改善し実験と良い一致が得られるようになった。

論文

Benchmark calculation for double differential cross section of (p,xn) and (p,xp) reactions

高田 弘; 石橋 健二*; 義澤 宣明*; 中原 康明

Journal of Nuclear Science and Technology, 31(1), p.80 - 82, 1994/01

 被引用回数:1 パーセンタイル:26.96(Nuclear Science & Technology)

核破砕反応計算コードの計算精度を検証する目的で、入射エネルギー25~1600MeVの場合のZrとPbターゲットにおける(p,xp),(p,xn)反応の二重微分断面積についてベンチマーク計算を行った。計算では、核内カスケード・蒸発モデルに基づくNUCLEUSとエキシトンモデルにより前平衡過程を解析できる機能を加えたHETC-3STEPを用いた。前平衡過程の解析では、核反応に伴うエキシトン数の遷移確率を2.5倍粒子放出方向をほぼ等方にする等の修正が加えられている。計算の結果、NUCLEUSは入射エネルギーが256MeV以上では実験結果を比較的良く再現するが、入射エネルギーが160MeV以下では後方への粒子放出を過小評価することがわかった。一方、HETC-3STEPは、この後方における過小評価を改善し、全入射エネルギーに互り、実験結果を良く再現した。ただし、前方の準弾正散乱とそれに続く連続成分については、両コードとも実験を再現できなかった。

論文

Isomeric Yield ratio for the $$^{95}$$Mo(p,n) $$^{95m,g}$$Tc reaction

永目 諭一郎; 馬場 澄子*; 斉藤 直*

Applied Radiation and Isotopes, 45(3), p.281 - 285, 1994/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:47.66(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

$$^{95}$$Mo(p,n)$$^{95m,g}$$Tc反応における励起関数及び核異性体生成断面積比を統計モデルに基づき解析した。その結果、陽子の入射エネルギーが12MeVを越えるエネルギー領域で、前平衡過程の寄与が起きていることが判明した。また複合核の角運動量分布を仮定した半経験的方法による解析からターゲット及び生成核のスピン差と核異性体生成断面積比の関係を議論した。

論文

Microscopic cross section calculations with NUCLEUS and HETC-3STEP

高田 弘; 中原 康明; 西田 雄彦; 石橋 健二*; 義澤 宣明*

Proc. of NEA/NSC Specialists Meeting on Intermediate Energy Nuclear Data:Models and Codes, 0, p.121 - 136, 1994/00

核内カスケード蒸発モデルに基づく核破砕反応計算コードNUCLEUSとこれに前平衡過程を加えたHETC-3STEPを用いて25~1500MeVの中間エネルギー領域における(p,xn)及び(p,xp)反応の二重微分断面積に関するベンチマーク計算を行った。256MeV以上では、両コード間にパラメータの違いによる蒸発成分の差が見られるものの、両コードとも実験と良い一致を示した。エネルギーが下がるにつれてNUCLEUSは後方への粒子放出を1桁以上過小評価したが、HETC-3STEPはこの過小評価を改善し、実験と良く一致した。この結果、前平衡過程の導入は、低いエネルギー領域での核内カスケード蒸発モデルの計算精度を向上させることがわかった。但し、クラスター粒子の前方ピーク成分については、HETC-3STEPでも実験結果を全く再現できなかったので、更にモデルを改良する必要がある。また、核種生成断面積については現状で、計算は実験と2倍内の差で一致することがわかった。

報告書

A Nuclear cross section calculation system with simplified input-format version II; SINCROS-II

山室 信弘*

JAERI-M 90-006, 64 Pages, 1990/02

JAERI-M-90-006.pdf:1.48MB

簡易入力核断面積計算システム第II版(CINCROS-II)が完成した。第II版では第I版に含まれていた。諸機能が一層改善され、また核断面積を利用するために必要ないくつかのプロセスコードが用意された。中性子と陽子の光学モデルポテンシャルがそれぞれ2種類内蔵されてその選択が可能となり、捕獲断面積の実験値による規格化、反応幅の変動に対する補正が取り入れられた。核断面積の計算をするとき、推奨される方法が述べられている。本システムは実験データの無い核断面積の予測に用いられるだろう。

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